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「どーゆーことです?」
職員室に入ると先生は6人を学園長室に通した。
「どーゆーってこうゆうことだ」
学園長は転校届けを見せた。
「マジかよ…。」
「マジだ。つーわけで生徒会長がいないんじゃあ特別生徒会は成り立たない。でも選挙をするのも面倒だ。ならば、今いるメンバーでやろうじゃないかと思ってね。大崎くんに関しては一応受験生だし本人の希望次第なんだけどね…。どうする?」
蓮の呟きに丁寧に答えた学園長。
結構無茶苦茶な特別生徒会なんて制度を作ってるオヤジだけれど、生徒のことは一応考えてるみたいだ。
「俺が補佐をやらなかったら?」
「補佐は大した大きな仕事はないから十分5人で賄えるんだけど、いた方が楽かなぁ~みたいな?だから大崎くんが断っても新メンバーを加えようとは考えてないよ。元々大崎くんを入れようと考えたのは最近仲良さそうに居るのをよく見かけるからだし。」
最近の接触は内容をしっている人からみれば単なる言い合いに過ぎないが端から見たらただ仲良さげな先輩と後輩にしか見えないらしい。
とりあえずは蓮が生徒会長、直人が副会長になり、大崎の返事は保留になったがおそらくアイツは補佐になることを受けるだろう。
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