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「来ねーな。なぁ、やっぱ聞き間違いだろ?こんな不良のたまり場みたいな学校にホントに通ってるのかよ?」
「ちょっと理玖!!失礼よ。そんな言い方。それに間違いないわよ。ちゃんと確認したし。」
昼休み中に藺のケータイに蘭から連絡がきた。
思いがけない蘭からの電話に戸惑いながらも出てみるとすんなりと会話をして通話は終わった。
一体なんの目的かは分からなかったが生徒会の仕事をサボってまできた。
集合場所を言ったのは蘭なのに中々現れず痺れを切らした蓮が言った。
「誰かに聞いてみようぜ?何かわかるかも。」
「でも名前言ったくらいでわかるかな?よくあるじゃん顔は知ってるけど名前しらないって。」
「その件に関しては問題ないだろ、藺。」
藺の肩にぽんと手を置く蓮。
「ハイハイ。顔貸しますよ。私でよければお好きなだけどーぞ。」
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