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里穂が相談なんて珍しっなぁんて思いながら、待ち合わせの公園へと向かった。
自転車を公園の前に置き、ベンチへと向かった。
まだ里穂は来ていないみたいだ。
この公園は狭い路地裏にあるため滅多に人が来ない。
まぁ私達の隠れ家みたいなものだ。
今は8月―。
「ミーン。ミーン。」
蝉の鳴き声がいつもよりうるさく聞こえる。
誰もいないからかな?
そんなことを考えながら待っていると里穂がこちらへ駆け寄ってきた。
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