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先輩の髪から手をおろした。
寝るとこんなに幼いのに…。
普段はあんなにもドS。
「人間、外見じゃないんだね…」
ポツリと独り言を呟いた。
もう起こす時間か…。
「先輩。起きる時間ですっ」
そういって先輩の唇にキスをした。
やっぱり今も少し恥ずかしいな…。
「んっ…!」
油断した!
先輩は私の後頭部を手で押した。
嫌っ!!誰かっ…。
唇がゆっくりと離れた。
「っ…」
卑怯だよ…先輩。
「油断しただろ?注意深くしないと襲うからな?」
そういって先輩はSっぷりな微笑みを私に見せた。
「…卑怯です。」
「お前が隙ありすぎなんだよ。」
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