第三話

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 放課後。 「…先輩迎えに行かないと…。」  私は帰る用意をして、教室を出て先輩のクラスに向かった 「せんぱ…」  あっ!! 「天~。今日あたしの家おいでよっ。」  女の子がいる…。  しかも可愛い…。 「今度な。今日は奴隷が迎えにくるんだ。」  私のこと奴隷ですか…。  確かに当たってますけど…。 「あー。あの二年?てか、何であんなこにしたの?あたししてあげるのにぃ」  女の子は甘えた口調で言った。  あーゆー人ってすごいな…。 「面白いじゃん。何かおどおどしてるとこみるといじめたくなるんだよ。」 「何ソレ。可哀想~」  好きでおどおどなんかしてないよ…。  先輩はいっぱい経験してるかもしれませんが、私何もかも初めてなんですよ?  キスだって…。  胸がチクンとした。
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