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~放課後、時達の家の近くにある森~
例の五人はお家に向かって歩いていました。
その森には、たくさんの動物やポケモンがいます。
陸也「やっぱり森はいいぜ。」
空「陸也は本当に森が好きよね。」
陸也「だって、森は大地に生命が宿る場所だぜ。俺はそう言うのが好きなんだ。」
海斗「僕は海の方が好きですけどね。海は生命の原点。生命の母ですからね。」
空「海斗はやっぱり海だね。」
天音「私はやっぱり大空が好きなの。大空は、私達をいつも見守ってくれるお父さんみたいなんだもの。」
空「天音はやっぱり大空だね。」
そんな話をしていると何処からか、誰かの泣き声が聞こえて来ました。
?「エーン・・・(;´Д`)」
空「誰かが泣いてる。」
天音「見に行ってみよう。」
五人は泣き声の聞こえる方に行ってみました。
泣いていたのは六歳ぐらいの女の子でした。
?「エーン・・・(;´Д`)」
空「どうして、こんなところで泣いているの?」
?「お母さんに…捨てられたの。(泣)」
皆「❗」
皆はその発言に驚きました。
陸也「捨てられたってどういうことだよ。」
?「お母さんが『散歩に行こうか。』って言ったから、一緒に散歩に出かけたの。あたしね。途中で眠たくなったから、お母さんにおんぶしてもらって寝たの。そして、起きたら、お母さんが何処にもいなくって探したの。探していたら、切り株の上にお母さんから、こんな手紙が。」
?はそう言って手紙を見せました。
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|せいかへ |
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|あなたなんかいりま|
|せん。このもりでひ|
|とりでくらしなさい|
|。そして、さっさと|
|らいおんにでもたべ|
|られてしまいなさい|
|。さようなら。 |
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|おかあさんより |
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陸也「なんなんだよこの手紙。このお母さん酷すぎるだろ。」
天音「あなた、せいかちゃんって言うんだね。」
星歌「うん。星歌って名前なの。お姉ちゃん達は?」
星歌は泣き止んで言いました。
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