はじめに

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著者は1988年10月11日生まれで、今年23歳となる現役大学院生である。 未熟児で生まれたため、長く保育器に入り、退院したのは3歳のときだった。 医師から通告されたのは「寿命は10歳だろう」。 これを聞かされたのが奇しくも10歳の誕生日だ。 その年に母方の祖父を亡くし、悲しみに暮れていたが、それから10年以上も生き続けていられるのは亡き祖父のお陰かもしれないと、今でも思っている。
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