第一章

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仕事(手伝い)を終らせた那奈は黒也と一緒にレガルスィファミリーの本部(アジト)に向かう。 そんな時、一人の少女が何かを探しているような感じで歩いていた。 黒也はその少女に話しかける。 黒也「・・・・・・ニナ?」 ニナと呼ばれた少女は目に涙をためていた。 那奈「え・・・・・・どうしたの?」 ニナ「・・・・・・ここ・・・・どこ?」 那奈「え?」 どうやら道に迷っているらしい。 ニナ「風鈴君、今からアジトに行くの?」 アジト? 黒也「こいつはニナ。レガルスィファミリーの仲間だ」 那奈「!」 ニナはペコッとお辞儀をする。 ニナ「私は神崎ニナです。・・・あなたは?」 那奈「私は」 黒也「ボンゴレファミリーの虹の守護者だ」 ニナ「え・・・・・・!」 ニナは那奈の手を握る。 ニナ「・・・よろしくお願いします!」 那奈「あ、うん。よろしくねニナちゃん」 ニナの手には黒也と同じような指輪がはめてあった。 途中、黒也がどこか行ったりニナと話してたりしながらも 無事にレガルスィファミリーの本部に到着した。 レガルスィファミリーの本部は大きな建物で 中に入ると巨大な広間があった。 那奈は周りに気をつけながら黒也の後を追う。 ??「黒也!」 横の扉から男の人が出て来た。 黒也「優さん!」 優と呼ばれた男の人は黒也のところに歩いていって・・・・・・・・・・・・・・・ いきなり黒也を殴った。 ・・・・・・・・・・・・え? 那奈「ちょ・・・・!?何するんですか!?」 優「こいつはな。今日、大事な依頼があったんだよ。それなのに黒也は・・・依頼をキャンセルしてボンゴレの守護者を迎えに行きやがった」 黒也「・・・だって・・・」 黒也は大人しくなる。 黒也「・・・・眠い。部屋に戻る」 大きなあくびをしながら、黒也は階段を昇っていった。 ニナ「錐生さん、ボンゴレの虹の守護者さんはどうしますか?」 優「ボスがまだ帰ってきてないんだ。だから待っててくれってさ」 とりあえず、私は客室でレガルスィファミリーのボスの帰りを待つことになった
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