第一章

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那奈「手紙?」 エアロから一通の封筒を渡された。 そこには死ぬ気の炎(大空)が判子代わりにあった。 エアロ「この手紙をボンゴレ10代目に渡してほしいんだ。同盟を組むためのこととかが書いてある」 那奈「わかりました」 那奈は持っていたかばんに手紙を入れた。 ふと、那奈の頭にあることが思い浮かぶ。 那奈「レガルスィファミリーの守護者って・・・誰ですか?」 全員顔を見合わせる。 那奈「もしかして・・・ここにいる全員が守護者だったり・・・しますか?」 凛「そうよ。私達はレガルスィファミリーの守護者・・・いえ仲間と言うべきかしら?」 ・・・仲間 ニナ「エアロさんがボスを受け継くまでにいろんなことがあったの」 黒也「それを俺たちは力を合わせて乗り越えてきた」 ・・・・・・・・・・・・・・ 私たちに・・・似てる。 エアロ「ボンゴレ10代目も同じようだと聞いた」 エアロは真剣な顔になる。 エアロ「だからこそ・・・・ボンゴレと同盟を組んで頼みたいことがあるんだ」 那奈「・・・!?」 なんですか?と聞く前に部屋に放送が入った。 『ボス!!聞こえますか!?』 エアロ「あぁ!聞こえる!!」 エアロは小型マイクで相手と喋る。 『負傷者がでました!かなりの数です!このままでは・・・!!』 エアロ「何!?またあいつらか!!」 あいつら? 『今、医療室にいます!ニナさんを医療室に来るように言って下さい!』 エアロ「わかった。ニナ、頼む」 ニナ「わかりました!!」 負傷者・・・!!? かなりの数・・・!? 那奈「私も行きます!!」 エアロ「!」 那奈「虹の炎は・・・癒合ですから」 ニナと共に医療室に向かう。 ドアを開けると・・・・・・・・ たくさんのレガルスィファミリーのマフィア達が血をだして苦しんでいた。 那奈「ニナちゃん・・・ここは私に任せてくれない?」 ニナ「え・・・・・」 那奈はボンゴレボックスだった虹フェネックのリングをだす。 リングは虹フェネックになった。 那奈「ネック(虹フェネック)、お願い!」 ネック『キュウ!!』 ネックの尻尾に纏っている炎が医療室に広がり 苦しんでいたマフィア達の声が消える。 全員の傷が治っていった。
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