序章・怪奇事件

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ー旧校舎 2階ー リザスト 「………校舎全域に火が回ったのか…」 その事を証明するかの様に、中は黒ずんでいた。 談話室と思われる広い教室に入った瞬間、入口に何か目に見えない、光が反射する壁が敷かれた! リザスト 「な、なんだ!?」 そして部屋の片隅が小さく光ったと思えば、リザストと体長が変わらない大きさの白い蟷螂(カマキリ)の様な生物が現れた。 リザスト 「な、なんだよこいつ…」 カマキリ? 「キシャアッ!」 カマキリ?は腕の鎌でリザストに遅い掛かった。 リザストは間一髪避けるも端に追い詰められる。 リザスト 「くそっ…」 その時、床に落ちている鉄パイプが目に入った。 リザストは咄嗟にそれを拾う。
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