プロローグ

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高校生になって二度目の夏の日のことでした。 私は家に帰ったら早速友達から借りた本を読もうと考えながら下校していました。 そこへ他校の生徒が私に声をかけてきました。 相手は身長が高くて少しチャラい三人の男子生徒。 『一緒に遊ぼうよ』 何度断っても離してくれない状況が続いて、私はなんとか隙をついて逃げたんです。 後ろを振り返るまでもなく追いかけてくる男子生徒達。 スクールバックを握りしめて必死に走って…。 ―――…入ってしまった先は路地裏でした。
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