第三章

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「君も知ってるだろ?アルファ。一応、火の国の勇者かな」 へぇ。火の国の勇者だったんだ。 なんかさ、勝手なイメージだけど、勇者って辺境の地から来るイメージだったんだよね。 …火の国って、割と発展してる方だったよね。特に、魔武器が。 例えるなら、最初の街の旅立ちの時点で終盤の武器が買えちゃう…みたいな? …それはそれでチート…とは言わないから、バグ?裏技? 兎に角狡いよね。 「そんなことより、2人で愛の逃避行だッ!」 ゾワッ! あんたまだ正気じゃないんかいッ! …これはあれだな。 お仕置きが必要だ。
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