第三章

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異国のとは言え、公認勇者。 敵にまわすのは不味いと思ったが、そんなことよりも今の切れ具合の方が大事。 こういうのは…あれだ。 魔装。 前に使った双銃を構える。 「悪徳の判決」 「っぶないなぁ…」 攻撃技だけど、当てる気はない。 流石に勇者だけあって避けてくれた。 その隙に… 「永久の痛み」 幻覚の魔法。 効果の程は確実。 「うわぁあ!」 四肢の運動能力を奪い、相手の信じた痛みを感じさせる魔法。 死ぬほどの痛みを感じても、死ぬことはない。 最強の幻覚魔法だ。
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