第三章

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敵襲か!?と慌ててる人達をひとまず無視して言い放つ。 「五月蝿い」 しんっとナイフで切ってしまえそうな静寂。うん。気持ちいいね。 「コレは今流行の人の心を操る魔法か?」 そんなバカな。 「違うぞ。これは彼女の標準仕様だ」 アルファさんが壊れた。 「女王様…」 メルは取り敢えず黙ってろ。 「では姫…」 うぜぇ。 「ルージュ」 それは緋色だ。 「スカーレット」 それは赤だ。 わざとだろ。 「それほどでも…」 誉めてないよ!? 「それがメル」 止めようか。
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