第三章

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「…ではお聞きにならなければ宜しいのでは?」 「聞かなきゃいけないの!物語の進行上!」 やれやれ、人間とは面倒な生き物ですねぇ…と呟くどこぞの悪魔が半端なくうざい。うざいったらうざい。 「実はですねーー」 悪魔が最近、数を減らしていると。 「はい。下級ばかりだったのですが、最近は中級までもが、人間界に降りたまま帰って来ないのです」 …なんか、軽くバトルフラグな予感。 王道へ走りそうな悪寒。 「…それは…どの様な悪寒なのでしょうか?」 五月蝿いよ! …にしても、悪魔を呼ぶなんて…王道なら教団だよね。あ、でも魔族も呼ぶ可能性あるのか…探索範囲広いなぁ…
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