第三章

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「あなた…仕事はどうなされたのです?」 「…」 「まさか、サボって来たわけではありませんよね?」 …悪魔が神を叱る図 私は今、とんでもない歴史を目撃しているのでは無かろうか。 「ルーくん、天界、追放」 神様が指でドアを指す。 世間一般での、出ていけのジェスチャーだね。 「残念ながら、私は既に追放されていますので。また、それにより神の意志に背くことも可能です」 「ルーくん…鬼」 神様は涙目で天界に帰っていきました。 「あ、まだ話は済んでいないのですが……聞いてませんよね」 ふぅ…と溜め息を吐くルシファー。 なんか…お疲れ様。
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