第三章

45/49
前へ
/298ページ
次へ
「大きな仕事ほど、ギルドマスターが直接行くものだ。マスターが依頼主なんて依頼なんか、誰が受けるんだ」 アルファさんがうだうだと五月蝿い。 男のクセに、器の小さい奴だ。 「だから王立のメシアに頼んでいる」 メシアは中央ギルド。 ギルドの最高峰だ。依頼拒否なんて出来るはずがない。 「だけどs「口説い」」 アルファさんの腹辺りを狙って氷の魔法を放つ。 死ななければ大丈夫だ。 「アルファ!」 「…レディが御乱心なさったぞ」 「大丈夫。いつもの事だ」 私のギルド内はいつも賑やかだ。
/298ページ

最初のコメントを投稿しよう!

909人が本棚に入れています
本棚に追加