第三章

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「じゃ、アルファさん達いなくなったし、レイがお仕事しましょうかね」 私はクエストボードを見やる。 採取系クエストなんて面白くないし、やっぱし討伐系かな… 「調査系もありますよ」 ドラゴンがいると思われてる場所の調査?ちょ…これ、S級の依頼じゃんか。 「いえ。ドラゴンがいると思われているだけなので。ノーマルクエストですよ」 鬼畜がいるー。 こんなの誰も受ける訳ないじゃん。 「誰も?」 … 「私、行ってきまーす」 神竜を操る者だぞ。 今更ドラゴンなんて、怖いわけ…間違い。恐いわけないじゃないか。
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