第四章

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硝煙たなびく…違うか。 魔法を打ち出した名残の煙を吐き続ける銃を下ろし、煙に包まれてる相手を見据える。 「…へぇ。しぶといじゃん」 煙が晴れなくても分かる。 だってまだ大きな魔力の塊を感じるもんね。 「そんな…」 青年は見えていないのか、やられたかと思ってるっぽい。 「君、邪魔だね。そこにいると、巻き込むよ?」 青年に言い放つと、漸く煙が晴れてきて、敵の姿が見えた。 「やはり…我が国を救うのは……」 …なんかまた新しいフラグが建設された気がするけど、ま、いっか。 全部回収する必要、ないし。
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