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相手はそんな私の事など考えず、ひたすら頼み込んでくる。
が、10分程経ったときに
「駄目なものは駄目です」
「そこを何とか…」
「貴方はか弱い…脆弱で幼気な私に、危険なクエストをさせるのでしょう?」
「…か弱い?脆弱で幼気?」
…ほぅ。
「何か、異議が有りそうですね?」
ふふふ。と黒いオーラを出しといたらすんなり引き下がった。
この腰抜けが!
そんなんが雷帝とか、この国はどうなるんだ!
ま、どうなっても良いんだけどね。
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