第四章

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「雷帝?邪魔だから帰ってくれる?」 影のようにピッタリ付いて来る…てか近いッ!! 1メートルも空いてなくて歩くのに支障をきたすレベルなんですが? 「嫌です。この土地は危険ですから、道案内がいないと不便でしょう?」 …探査魔法で何の問題もありません。 「それに、この土地には何体か…強力な魔物もいますしね」 だからそれを倒しに行くんですが。 「貴女は私の前を歩いて下さい。道を間違えそうでしたら訂正いたしますから」 自信満々な雷帝さんの足を踏みつけてやる。 「違うから。今からその強力そうな魔物を倒しに行くから。帰りも移転使うから問題ないから」 二個の反応はそれなりに大きいし、多分人為的に雷帝達辺りが復活させたんだろうなぁ…
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