第四章

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だって、この子悪い子じゃないよー 街に迷い込んだら、人間に斬られて分裂しちゃっただけだって。 スライム、死なないしね。 スライム増えすぎたから生活出来ないって、人間が街を…てか国を捨ててスライムに滅ぼされるっていう、面白い構図が出来たわけ。 って、ぽよた(仮)が言ってた。 「…何者ですか貴女は」 一介のBランクギルド員ですが、それが何か? 「貴女のギルドのAランクって、一体どれだけ強いんですか?」 雷帝さんは軽く戦慄を覚えてるらしいが、そんなことないからね? 「いや、私が二つ名持つの嫌でBランクに居座ってるだけだから」 端から聞くと何で?とか思われそうだけど。 「何故です?」 ほらね。 「何でも」
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