第一章

19/34

909人が本棚に入れています
本棚に追加
/298ページ
「因みに、刻まれているのは古代王族の印です」 魔王がこともなげに言った。 「ちょっと…そんなもの私が持っていたら駄目でしょう!!」 「大丈夫です。寧ろ便利ですよ?古代王族と言えば、英雄ですから」 だから!!目立ったり、勇者したり、英雄したりは嫌なの!! 面白くない!!面白くないわ!! …暴走した。 「…僕の代わりです…僕は一緒に行けないから」 …狡い 「可愛いから連れてってあげるわ!!別に貴方の為じゃないから!!」 おっと。何故か口調が… 「ありがとう。レイ、大好き!!」 くそぅ…可愛いからいけない。 魔王のクセに!!
/298ページ

最初のコメントを投稿しよう!

909人が本棚に入れています
本棚に追加