第一章

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ドラゴンを手に入れたって事で、やりたいことはやっぱり乘竜でしょ。 「このまま金の国へ行きましょう!!」 魔王に見送られながら竜に乗って魔王城を旅立つ。 …確かに魔族っぽいなぁ。 「空~はぁ~広いぃ~」 歌ってる訳ではない。 早い。兎に角早すぎてまともに話せないのだ。 「マスター、スピード上げますか?」 「こぉ~れいじょ~、はやくなぁるのぉ~」 間抜けっぽいけど、仕方ない。 …あれ? 「普通にシールド張って身体強化でいけるじゃん」 自分の能力忘れてました。 正直、チートだと思うんだよねー。 ありがちだけど、異世界でやってくにはコレくらい必要だったんだなー。 あ、盗賊発見。 雷落としてやれー 直後の雷鳴と、盗賊達の惨状。 燃え広がらないように撃った魔法の雷で、盗賊が全滅した。 「…見なかったことにしよう」 「…畏まりました。マスター」
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