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ペガサスの効力か、簡単に城の内部へと招かれた。
「悪趣味な…」
吐き捨てるように言えば、案内の兵士に咎められた。
だってさ、金ピカなんだもん。
紅絨毯以外、右も左も金、金、金!!
悪趣味だよねぇ?
正直、金より銀派です。
「早く国王にお会いしたいです。ギルドを造るのには許可がいりますからね」
私が言うと、兵士は舌打ちして謁見の間へと案内する。
「本店にダークダイアを持っているんだろうな?」
兵士は忌々しそうに訊く。
多分、金持ち全般が嫌いなんだろうなぁ…
「勿論です。それとも、我が主を疑うのですか?」
今は従者をしてくれているアスモが答えた。
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