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「光栄で御座いますわ。陛下…」
にっこりと微笑めば国王ですら顔を赤らめる。
言わせて貰おう。
メイクって凄い!!
煉獄執事達のメイクって凄い!!
普段の5割り増しで可愛くなってるのですが!!
…なんて喜んでいる場合じゃない。
「では、失礼致します。テストの日程は今日から一週間後ですから、今からギルドを建設しませんと間に合わなくなってしまいますわ」
「今から建設を?少し気が早いのではないかな?」
普通だったら新規ギルドを造るテストなんて、確率の低さを考えてテスト後に建物の建設に入る。だが、私に限って落ちるはずがない。
「我が国らしいギルドを造ってみせますわ」
口角を上げ、国王に一礼して、私は城を出た。
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