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「あ、ダークダイア渡し忘れた」
気がついたのは城を出て暫くしたとき。
「今から戻るのも面倒だし、まぁ、テストの時に来るよね~。さぁ、仕事仕事…アスモ…って言うか、煉獄執事諸君」
言うが早いか、七人の美形達が私の前に立つ。
「話は聞いていたよね?」
「勿論で御座います。レディ」
ルシファーが答える。
七人揃ったときの受け答えはルシファーに任せてある。
元々、この悪魔達に上下関係は無いので、私が決めた。
「お嬢様が許可をとられたのと同時に、ギルドは完成しております」
私はギルド建設の為買い取った敷地へと移転する。
土地代は安くは無かったが、魔王から人間の国ではとても珍しいとされていた物を色々貰っていたので困ることはなかった。
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