第二章

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「じゃあ、治療はレヴィアタン達に任せた」 私が言うと、恭しく頷くレヴィアタンとサタン。 彼らがギルド担当だしね。 そう言えばさ、執事って基本一家に一台…もとい、一家に一人なんだよね。 執事達って言う言葉自体変だし。 見た目が執事っぽいから思わずそう総称してしまったが、これを機会に使用人とかにするか… 「構わないのでは無いですか?レディはここの住人ではないのですし、我々も、たまたま貴女の造った世界に召喚されただけですから」 常識なんて気にするなってことか。 「でもサタン、なんか欲しい」 私が言うと、フュイを背負ったまま顎に手を当てる。 「では、名ではなく適当な記号で呼んでは如何ですか?嫉妬とか憤怒とかの」 却下。可愛くないもの。
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