第二章

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「じゃあ、暫定的にアルコルでいいか。私だってエステルだし」 安易って楽だから好きなんよ。 「とりま、お二方目覚めるまでする事ないし、レストランエリアの奥にある舞台エリアで遊んでくる」 「演目は何に致しましょうか?」 サタンが訊いたので、 「獣姫」 所謂もののけの姫さんと人間があれやこれやする日本の有名な映画です。 「衣装は用意しておきます」 配役は今は手持ち無沙汰なサタンをヒーロー、私がヒロイン。残りはサタンに仕える下級悪魔です。 「レヴィアは2人の傷の手当てね」 それだけ言うと、衣装部屋に移転するのであった。
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