第二章

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「マスター?流石に非道いのでは…」 シャルロットにまで心配される盗賊達は高速で頷く。 「でも、私に逆らおうとしたんだよ?平和主義で他人に迷惑かけたことのない私に!!」 何処が平和主義だ!!と突っ込める人材は此処にはいない。 神竜は人間の常識に疎いので、うんうんと頷くだけ。 「では仕方ないですね」 神竜を完全に敵に回した盗賊達に勝ち目など無いのであった。 悲鳴が響くこと一時間強… 「そろそろ止めてあげても良いよ?」 レイがそう言ったのは盗賊達の為ではなく、ただ単に飽きたからだったが盗賊達にはレイが神のように見えた。
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