第二章

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「あ…レディ・ブランが連れているのって…」 攻撃が止まって今更ながらレイが連れているのが神竜であることに気がつく盗賊達に、レイは呆れながらも肯定する。 「では…神童?」 神竜の伝説は幾つかあるが、人が関わっているものでは神子が神竜を使い世界の危機を救ったものと、竜の国と呼ばれる国に神童が現れ、神竜を代表とする竜との協力をもたらしたものしかない。 「そんな妙なモノじゃない!!私はタダのギルドマスターで女優でカジノ、ホテル、レストラン、カフェのオーナーだ!!」 盗賊達はその言葉に、余計に妙なモノではないのか?と疑問が頭を過ぎるが、口に出すほどの間抜けはいなかった。
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