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じゃあ1人ずつ、私好みに改造しようじゃないか。
にやりと悪役顔負けの笑みを浮かべるレイに、盗賊は震え上がる。
「あ、別に大したことしないから逃げないでね?」
言ってる顔が怖いので信用されない。
顔は微笑みを浮かべながらも目が笑っていない。
「ちょっと外見弄って…君達の存在を作り直すだけだから」
最早神の領域だった。
「つ…作り直すというのは…具体的に…?」
1人が恐る恐る手を挙げる。
「ん?ほら、私のギルドは一流を目指してるからさ…」
一旦間を取る。
「美少年、美少女、美青年、美中年しか認めない」
世の中理不尽だった。
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