第二章

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じゃあ1人ずつ、私好みに改造しようじゃないか。 にやりと悪役顔負けの笑みを浮かべるレイに、盗賊は震え上がる。 「あ、別に大したことしないから逃げないでね?」 言ってる顔が怖いので信用されない。 顔は微笑みを浮かべながらも目が笑っていない。 「ちょっと外見弄って…君達の存在を作り直すだけだから」 最早神の領域だった。 「つ…作り直すというのは…具体的に…?」 1人が恐る恐る手を挙げる。 「ん?ほら、私のギルドは一流を目指してるからさ…」 一旦間を取る。 「美少年、美少女、美青年、美中年しか認めない」 世の中理不尽だった。
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