第二章

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「レディ…討伐任務と、採取任務、どちらに致しましょうか?」 「レディ…その依頼、是非ともお受け致します」 「レディ…私達は、ギルド員なのでしょうか?」 暫くして残ったのは、すっかりイケメンの強者として生まれ変わった盗賊達であった。 「うーん…寧ろ派遣員とかで良いかなぁ…お嬢様の護衛から、ティーパーティーのお手伝いまで!」 ギルドの更に地下に便利屋が出来た瞬間だった。 「あ、そう言えば、そろそろ三階の大劇場が完成予定だから、劇団員もやってね?」 「畏まりました!!」 完成はしていたのだが、座席に不満を持ったレイが特注していたので設置が終わるまで開けられなかっただけだが。 しかも、悪魔が七人しかおらず、ギルドは例え悪魔と言えども最低2人はいないと(受付での敵の殲滅と悪魔にも効く治療を行う)回らないので、作ってもどうしようかって思っていたのだが。
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