第三章

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勿論、ギルドのレストランの味は悪魔によって保証されている。 使い魔や、精霊達にとっても住みやすいのか、ギルドには使い魔とされる悪魔や、精霊が沢山いる。 炎の精霊はキッチンで料理を美味しくしたり、水の精霊は洗濯物を綺麗にしたり、シルフ(本物)は各フロアのゴミを掃き出したり、大活躍だ。 「私達のギルドは、精霊の加護を受けておりますので」 嘘は吐いてない。 ついでに、神の加護もある。 帰り際に「力、貸す」とか言って、滅茶苦茶強力な結界を私にかけた。 お陰様で不老長寿です。 …もう少しくらいは成長したかった。 「此方にどうぞ」 私情はさて置き、ジュリアを案内した。
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