プロローグ

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どうでも良いことだけど、元の世界では女言葉が強制だった。 1人の時は嫌だったから普通に話してたけど、わざわざこっちでまで嫌いな女言葉使わなくて良いことに先刻気付いた。 …たまに戻っていたことも否定はしない。 さて。 私は勇者を適当に撒き、ふらふらと散歩を始める。 この街って、首都っぽい。 それが私の感想。 だって、大きな城に、1日掛かっても全部見切れない程大きなショッピングモール、魔法学校もギルドも相応に大きく、騎士や剣士、傭兵の多さも半端じゃない。 「今度は、死なない程度に頑張りますか…」 いや、元々死ぬ気なかったけど。 紛れもなく事故なんだけど。 転生した私の人生は始まったばかり。
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