第三章

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「あなたがマスターですか?」 アルファさんが訊く。 「はい。因みに、サービスの向上をなさいますと追加料金が掛かります」 要はホテルに泊まりたいとか、料理があれ食べたいとか、枕はどこどこのこれが良いとかね。 「……」 「ついでに、タダで泊まる方法もありますよ?」 「どんな?」 「採取系任務なら達成した日から次の日まで泊まれます。討伐系任務なら準備期間として今日と明日、期間後3日になります」 あくまでも、任務もしない人を泊める気がないだけだからね。いじめじゃないからね。
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