プロローグ

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あるところに光というかわいらしいお嬢様がすんでいた。 杏奈というお嬢様とは仲が良く毎日遊んでいた 二人は時には喧嘩もするけど、助け合っていた。 しかし、母が入院したため、杏奈は転校する事になった。 「いやだよぉ…杏奈と一緒にいたいよぉ…」 「…ごめんなさい…光。じゃあこうしましょう!」 「?」 「あの木の下でいつか会いましょう…」 「―絶対…?」 「絶対にね…あっ…もう時間だ…行かなきゃ」 「もう…いっちゃうの…?」 「光…泣かないで…わたしはあなたが笑っているほうがいいな…お空見てみて」 「…お空…?」 「お空は広いよね。地球のお空はつながっている。だからきっと会える。絶対にね!だから泣かないで!」 「うん…グスッ!じゃあ約束!」 『指切りげんまん嘘ついたら針千本飲ーます!ゆびきったっ!』 「じゃあまたいつかこの場所で!」
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