ニュートン科学教諭と書記

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「え…?」 シェイクスピアは声を洩らしました。 ニュートン科学教諭はもう一度繰り返しました。 「聞こえなかったのかい?早く帰ってもらえないかなって言ったんだ。でないと科学の科目赤点にするよ。」 「え…いや…その。」 「なんてね。驚いたかい。冗談だよ。」 ニュートン科学教諭は続けて呟きました。 「ある本を探してるんだ。赤い布で包まれた本でね。大切なんだ。」 さらに続けて 「良かったら君も探してくれるかい?」
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