中2、春

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だが、千鶴でさえも誰と 聞いているのだから余程影が薄いのだろう。 千鶴「ふーん、で、さっきはなんだったの?」 真央「いやぁー性欲だとかなんとか言ってたから…男子っていっつもそんな感じ?」 俺を千鶴と一緒にしないでほしい。 千鶴「あーまあね!要は別だけど」 真央「別って?」 真央が不思議そうな目で見てくる。 俺は何故だか恥ずかしくなって 目を逸らしてしまった… 千鶴「そう。こいつは女に興味ない上、性欲なんてもってのほかな冷徹男なの」 千鶴がニヤリとしてこっちをみた。 ぶん殴ってやろうと思ったそのとき 真央「そうは見えないんだけど!」 要「それってどう言う…」 聞こうとした瞬間チャイムが鳴った。 …まあいいか。今度聞こう。 クラスの皆は一斉に席へ着いた。
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