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私の名前は秋月 亜李水(とげつ ありす)。
いたって普通の高校二年生。
まぁ友達はいないけど。
私は昔「幽霊」が見えるという理由で苛められていた。
それから私は人と関わるのが嫌になり、友達は作らない事にした。
私は人と違うところがもう1つある。
私の瞳は緋色だ。
しかし私の瞳は、一般人には普通の、人と同じ暗い茶色にしか見えないらしい。
けれど霊感がある者や、占い師や私には緋色に見える。
理由はわからない。
そんな事を考えていると待っていた電車が来た。
私は重たいバックを持ち上げ電車に乗り込んだ。
その時、
ちりーん…………。
と澄んだ鈴の音が聴こえた気がした。
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