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「・・・お母さん、もう大丈夫だから。ね?お母さんは何も悪くないよ!お母さん、あんなに頑張ってくれたじゃない。私や弟達の為に頑張って。お父さんにあんな事されて、お父さんを庇う必要なんてないよ!?」
「ありがとう。ごめんね。心配かけて。もう大丈夫だから。」
「ほら、お母さん疲れてるんだから、もう寝よ?」
「うん。そうだね。」
母はベッドに入り笑顔を向けた。
「お休み。」
「お休み。」
そして寝る時、母が心配でしばらく母の姿を見てから、布団に横になった。
次の日、尚貴が新しい中学校に行っている間に、母と私で、昨日までいた家に向かった。
目的はもう、覚えいないが、母を心配して、私はついていった。
家について、母と父がリビングで話していた。
私は心配で一緒にリビングにいた。
二人はデッキで出て何か話していたが、リビングからは戸が閉まっていて、何を話しているのか、全く聞こえなかったが、ガラスごしに、母の顔が見えた。
そして二人がリビングに入ってきたと思えば、母はキッチンに走っていった。そして、包丁を何本も持って喉に刃を向けた。
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