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そして、急いで友達に電話をかけて、遊ぶ約束をして私と一緒に車に乗り込んで出発した。
「楽しみ?」
「うん!あーどうしよ!」
尚貴はかなりテンションが上がっていた。
相当嬉しかったようで、そんな尚貴を見て私も嬉しくなった。
何とか友達の家に尚貴を連れて行くと、尚貴は喜んで車を出た。
「6時には迎えに行くから!」
「うん!」
「また電話するね!」
「はーい!」
そして私は、とくに何処に行くとも考えていなかった。
(いきなり友達の家に行っても迷惑だろうしなぁ。)
仕方なく時間が来るまで、ブラブラとドライブをした。
そして、6時になり、尚貴を迎えに行った。
尚貴が遊びに行った、友達の家の前まで行くと、電話をかけた。
「尚ー?ついたから帰るよ?」
「はーい!」
尚貴の声は、最近聞いてもいなかった明るい声だった。
尚貴が出てきて車に乗ると、顔には笑みを浮かべて、とても嬉しそうにしていた。
「楽しかった?」
「うん!もー超やべーっけ!」
そんな嬉しそうな顔をする尚貴を見て、本当に嬉しくなった。
そして、嬉しくなったせいか、私は尚貴に言った。
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