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「今日は夕飯、どっかで食べて帰るか!」
「え!良いの!?」
「いいよ!」
「よっしゃー!!」
私は祖父母の家に電話をかけて、夕飯はいらない事。帰りはきっと遅くなるから、先に寝てて良い事を伝えた。
そして、二人で楽しく外食をして帰った。
やはり帰りには真っ暗で、祖父母の家に着いた時には、夜の11時をまわっていた。
きっと祖父母は寝ているだろうと、静かに家に入ると、祖母が出てきた。
「あんた達、おそいっけねぇ!大丈夫だったか?もう、婆ちゃんは眠いだよ!なかなか帰ってこないから眠くてたまらんわ!」
「遅くなるから寝てて良いよって言ったのに。」
「そういうわけにはいかん!あー!もー!」
祖母はブツブツ言いながら寝室に入っていった。
そして、私と尚貴もベットに横になった。
「おやすみ。」
「おやすみ。」
私は尚貴の元気な姿を見れてホッとしたが、次の日から、また祖母の小言が始まり、尚貴は元気な姿を無くしていった。
そして、気を使っていた自分も限界が近づいてきていた。
辛くて誰かに相談したい。
でも誰に話せば良いのか解らない。
そして、私は、ある人物に電話をかけた。
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