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あまりにも自分のタイプだった彼
小顔で中性的な顔。
少したれ目だけど二重で大きな瞳
そのためか幼く見えるけど
彫りが深めで目を細めると凛々しくも見える。
細身で背は170㎝ギリギリないくらい。
その全てがよかった。
だから
彼氏なんていらないって思っていたけど
もうこんな理想と出会える時はない
それにこんなにカッコいいなら
誰かにとられちゃうと思って
速攻、告白した。
駄目もとだったけど、意外にもOKしてくれてそれから付き合うようになった。
中山 新 （なかやま あらた）ことシンちゃんと。
シンってあだ名は学生の頃から
新（あらた）ではなくてシンと間違われてから
みんなが呼ぶようになったらしい。
今では家族以外はシンと呼ぶようになってしまい
新と呼ばれると違和感があるらしく
私もシンちゃんと呼ぶようになった。
あと 驚きだったのは年齢だった。
28歳だったのだ。どうみても20歳前半にしか見えないのに。
自分と同じくらいと思っていたのに、5つも年上だったのは意外だった。
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