プロローグ

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「では、村上様、竹内様、10月9日11時からの挙式のご予約、承りました。 これからお二人の挙式まで、全力でサポートさせていただきますね。」 「はい。よろしくお願いします。」 そう言って、私は剛史くんを見つめた。 彼も私に笑いかける。 どこから見ても、結婚が決まって幸せの絶頂を迎えている2人。 幸せになれる。 大丈夫。 乗り越えられる。 何とかしてみせる。 その時は、本気でそう思ってた…
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