反董卓連合軍

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飛耀の拳を受けた男は何が起きたのかわからない表情のまま倒れた。 「問題解決だ。縄で縛っておけ」 飛耀は取り巻いていた兵士に命じると部屋へ向かおうとした。 「待て、待ってくれ。いや、待ってください」 倒れていた男が飛び起きて飛耀に追いすがる。 「まだ何かあるのか?」 飛耀は億劫ながら振り返った。 「俺を手下にしてください」 男はひれ伏した。 「また唐突だな。出直して来い。と言うより他所へ行け」 飛耀は追い払うように手を振った。 兵士が素早く両脇を抱えて門の外へ連れ出していく。 先ほどまで軽々と兵士たちを投げ飛ばしていた男は項垂れたまま抵抗しなかった。
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