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向こうに見覚えがある人影が見える
あのメガネは…
「クルーク!?クルークでしょ!おーい!あたしだよ!アミティだよっ!」
必死に追いかけるけど、運動音痴なクルークとは思えないほど足が速い!
「どっどうしよう!急がなきゃ遅刻しちゃうよ!遅刻したら女王様におこられるっ」
クルークはあたしの事なんて振り返りもしないで一目散に走っていく
そういえばクルークの格好もいつもと少し違う
大きく違っているのは頭に帽子を被っていなくて変わりにウサギの耳が付いていること
それから時計がいつもより大きくなっていること
まあ何よりも足が早いのが違和感の理由かも💧
それにしてもなんでそんなに急いでるんだろう?
クルークの後を追いかけていくとクルークは唐突に開いていたちょうど子供一人分位の穴に飛び込んだ
「ちょっ!ちょっと待ってよ!」
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