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咲弥「え・・・?」
青年「何事ですか?」
青年はニコニコしながら、男の方へ歩いて行く。
「なんだ、てめぇは!関係ねー奴はすっこんでろ!死にてーのか!」
青年「まだ死にたくはないですね。ですが、そちらの娘さんが困っているようなので。見過ごす訳にはいきません。娘さんも謝っているので、許してやってはもらえませんか?」
「バカか?お前は。よっぽど死にてぇらしいな」
男は刃抜し、青年へと向ける。
青年「・・・・・・口で言っても分かって頂けないようですね。娘さん、危ないので下がっていてくださいね」
青年はため息をつくと、店の娘に声をかけ、己の刀の柄に手をやる。
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