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「ハァ、ハァ、ハァ・・・っ」
・・・父さま・・・・母さま・・・・
・・・・・しん・・・チャン・・・・
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「君!大丈夫?!しっかりして」
一人の青年が駆け寄り、娘を抱き起こした。
「佐助?どうした?」
佐助「父さん、女子が倒れていて」
父「女の子が?・・・傷だらけじゃないか!気を失ってるようだな・・・とにかく家へ運ぼう」
佐助「はい」
佐助が娘を抱き上げたその時、チリン・・・と何かが落ちた。
佐助「鈴…?」
父「佐助、何をしている。急ぐぞ」
佐助は娘から落ちたであろう鈴を手に取ると、父の後をおい家へと急いだ。
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