― 出逢い ―

20/27
前へ
/667ページ
次へ
肩を掴まれた咲弥は、笑顔で浪士と向き合ってる沖田の背中を見つめていた。 壬生浪……沖田…総司… すごい…。ただニコニコ笑って立っているだけに見えるけど、いつでも刃抜できる体制、間合いも完璧。 隙がない… 咲弥「この人……強い…」 ぼそっと口にした咲弥の言葉に、後ろにいた土方は眉をよせた。 この女・・・・・ 咲弥「あっ!いけない、お店戻んなきゃ!」 浪士が去っていくのを見て安心した咲弥は、店をそのままにして出てきた事を思いだし、店へ戻ろうと慌てて振り返った。 .
/667ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1228人が本棚に入れています
本棚に追加