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肩を掴まれた咲弥は、笑顔で浪士と向き合ってる沖田の背中を見つめていた。
壬生浪……沖田…総司…
すごい…。ただニコニコ笑って立っているだけに見えるけど、いつでも刃抜できる体制、間合いも完璧。
隙がない…
咲弥「この人……強い…」
ぼそっと口にした咲弥の言葉に、後ろにいた土方は眉をよせた。
この女・・・・・
咲弥「あっ!いけない、お店戻んなきゃ!」
浪士が去っていくのを見て安心した咲弥は、店をそのままにして出てきた事を思いだし、店へ戻ろうと慌てて振り返った。
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